弥助とは佐倉藩の下級武士の名前である。弥助は忠節であり、誠実な人物であった。藩主の信頼も厚く若殿の守り役を仰せつかったが、これを容認することができない一派に命を狙われる。弥助が踊尾余(おどりびよ)にある自宅に帰る途中、妙降寺(本site sm37妙降寺参照)の近くで命を奪われる。周辺の人々はこれを哀れみ弥助稲荷として祀った。現在祀られている場所は旧住居表示の踊尾余であり、社殿の扁額に「踊尾余 弥助稲荷神社」と書かれている。
弥助稲荷神社への道順は次のとおりである。京成佐倉駅南のパチンコ店横を南に590m進むとT字路に当たる。そこを左折し、道なりに470m行くと左に酒屋がある。その手前の道を右に行くと右に八幡神社の鳥居がある。鳥居の右の上り坂を行くと左に弥助稲荷神社がある。
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