火伏稲荷

(住所:佐倉市裏新町66付近)

地図拡大

1.火伏稲荷

   photo1
 

 石祠および周辺に何も表示はないが、この石祠は地元の人々に火伏稲荷と呼ばれている。昔、佐倉城下町内で火災が発生し延焼したが、この火伏稲荷の手前で延焼が食い止められたと伝えられている。 石祠の中にお札が祀られている。その札には「成田山吒枳尼天(だきにてん) 火難除御守」と書かれている。この札は成田山新勝寺吒枳尼天堂通称出世稲荷のお札である。 吒枳尼天は商売繁盛、開運成就、火伏せのご利益がある。吒枳尼天は稲荷神の本地仏(ほんじぶつ)である。また、吒枳尼天堂の本尊は佐倉藩主稲葉正通が寄進したものである。石祠の高さは70㎝。
 火伏稲荷への道順は次のとおりである。京成佐倉駅南のパチンコ店横を南に590m進むとT字路に当たる。そこを右に進むと美容室があるので左折し、その先を再び左折すると左に図書館駐車場がある。 図書館駐車場前の道を挟んだ向かいに細い道があり、その先に火伏稲荷がある。

佐倉石碑クラブ

inserted by FC2 system