神明大神社

(住所:佐倉市大蛇町579-1)

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1.神明大神社

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 神明神社と称する神社は日本全国で5000社あるとされており、天照大御神を主祭神とし伊勢神宮内宮を総本社とする神社である。 ここで紹介する神明大神社の創建は建治年間(1275~1278年)の頃と伝えられている。この神社は本町地区の鎮守である。
 神明大神社への道順は次のとおりである。京成佐倉駅南のパチンコ店先の交差点を東に1.2km進むと左に食堂がある。 その先の交差点を左に200m進むと神明大神社がある。

2.配置図

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 神明大神社の石碑・石仏の配置は次のとおりである。
1 鳥居
2 常夜燈
3 道祖神
4 庚申塔
5 常夜燈
6 常夜燈
7 手洗石
8 子安塔
9 蛭子大神宮

3.鳥居
  配置1

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 鳥居上部中央の扁額に「神明大神社」、正面右の柱に「奉」、正面左の柱に「納」の文字が彫られている。 また、裏面右の柱に「平成二十四年壬辰閏年十月建立」、裏面左の柱に「本町地区神社総代会氏子一同」の文字が彫られている。
 神明大神社の鳥居は現在の場所から150m先の交差点に建てられていたが、平成24年10月に移設再建された。 旧鳥居についてはsm25神明大神社入口を参照してください。
鳥居の構造は大別すると神明鳥居と明神鳥居に分けられるが、この鳥居は神明鳥居である。 また、写真で鳥居の奥に見える本殿も神明造りとなっている。

4.常夜灯
  配置2

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 常夜灯正面の竿に「常夜燈」、左側面の竿に「文化五(1808年)○○」、右側面の竿に「願主當町 三川〇〇太郎」、裏面の竿に「〇〇石工大和屋治郎兵衛」の文字が彫られている。高さ280㎝。 

5.道祖神
  配置3

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 この道祖神の正面に「道祖神」、左側面に「文政七甲申(1824年)八月〇〇」、右側面に「平山与兵衛」の文字が彫られている。高さ55㎝。

6.庚申塔
  配置4

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 この庚申塔の正面上部に日輪、月輪、瑞雲が彫られている。正面中央に青面金剛、その下に邪鬼、その下に三猿が彫られている。 左側面に「元文三戌午天(1738年) 本町金子○○(他3名)」の文字が彫られている。高さ70㎝。

7.常夜灯
  配置5

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 一対の常夜灯である。右の常夜灯には正面の竿に「奉」、裏面の竿に「石井〇〇(他4名)」の文字が彫られている。 左の常夜灯には正面の竿に「納」、裏面の竿に「昭和二十八年十二月吉日」の文字が彫られている。高さは双方とも180㎝。

8.常夜灯
  配置6

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 一対の常夜灯である。双方とも同じ文字が刻まれている。 正面の竿に「奉納御寶前」、左側面の竿に「明和二乙酉歳(1765年)二月吉祥日」、裏面の竿に「石工 柏木村〇〇」の文字が彫られている。高さは双方とも150㎝。

9.手洗石
  配置7

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 正面中央に「奉捧御寶前」、その右に「寶暦二壬申(1752年)四月吉日」、左に「願主 弥勒町何某」の文字が彫られている。高さ40㎝。

10.子安塔
   配置8

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正面中央に子安観音が彫られている。正面右に「享和元辛酉(1801年)十一月吉日」の文字が彫られている。高さ70㎝。

11.蛭子大神宮
   配置9

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 写真左が蛭子大神宮(えびすだいじんぐう)が祀られている社、写真右が社の中の石祠である。 石祠の正面に「蛭子大神宮」の文字が彫られている。石祠の高さは50㎝。
 蛭子神は商売繁盛の神である。蛭子神社の総本社は兵庫県西宮市の西宮神社である。

佐倉石碑クラブ

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