上座の木曽御嶽供養塔

(住所:佐倉市上座無番地 )

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1.木曽御嶽供養塔
  2基  

   photo1  

 

  ユーカリが丘駅北口広場から国道296号を東に行くとすぐに右前方に行く道がある。 その道を450m進み右に曲がると、京成電鉄を跨ぐ陸橋(上座高田跨線橋)がある。 先に進むと、下り坂が2つ見える。舗装されていない南側の下り坂を10m進むと、 左に細い脇道があり、その道を行くと、上記写真のとおり倒れたままの石碑が2基見える。

2.木曽御嶽供養塔
  その1

   photo2  

 手前に、上下2つに分断された石碑がある。正面に「御嶽山 大巳貴命 國常立命 少彦名命」と記されている。 倒れたままになっていて、裏面を確認できないが、平成4年佐倉市石造文化財調査によると、 裏面に「明治十八年(1885年)」と記されている。近隣の方の話では、先祖が木曽御嶽神社参拝の記念として建立したが、 現在は倒れたままだとのことであった。高さは126cm。

3.木曽御嶽供養塔
  その2   

   photo3   photo3b  

 

 奥の方にも倒れあままの石碑がある(写真左)。正面に「御嶽神社」と記されている。平成4年佐倉市石造文化財調査によると、 裏面に「明治廿二年(1889年)十月」と記されている。高さ95cm。
 一部埋没した台石部分が横の方に分離して残されている(写真右)。平成4年佐倉市石造文化財調査によると、正面に「當村願主 一、金七十銭 鈴木市郎右エ門 他五名 世話人 一、金六十銭 川村甚伍兵 他十五名」、右側面に「一、金十銭 岩井福右エ門 他二名 講外 一、金十銭 中口仁兵エ」と記されている。台石の高さ25cm。  

4.手水石

   photo4

 

 上記3の台石の右に、手水石がある。正面に「奉納」と記されている。建立年月は不明。高さ17cm。

佐倉石碑クラブ

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