山万ユーカリが丘線女子大駅より、小竹小学校と和洋女子大学の間の道を200m程真っ直ぐ進み、T字路に差し掛かったら、右に折れ200m程進むと左手前方に、左側より農道が合流する三叉路が見えてくる（この場所にse12小竹庚申塚がある）。
この地点を通り過ぎ更に５００m程進むと右手に小竹幼稚園が見えてくる。その小竹幼稚園と道をはさんで小竹道祖神社がある。 道祖神は佐倉市の中では珍しく社殿を持っている。　この道祖神は猿田彦を祀った小さい石塔で、昭和三年頃に堂内に納めるまでは野外に立っていたそうである。社殿の建立年月は不明である。

２．鳥居

　鳥居上部中央の神額（写真右）に「道祖神社」と表示されている。鳥居の柱に「奉納」の文字が刻まれている。鳥居に向かって左側の柱の裏には「昭和十年十二月吉日」と刻まれている。　

３．手水石

　手水石は屋根付きで建立されている。正面中央に「奉納」、正面左に「氏子中」、右側面に「明治十五年（1882年）七月吉日」と彫ってある。

４．灯篭

　一対の灯篭がある。
（１）左の灯篭には正面に「御神燈」、裏面に「大正十五年(1926年）五月　奉納　信徒中」と刻まれている。
（２）右の灯篭には正面に「御神燈」、裏面に「大正十三年（1924年）三月　奉納　信徒中」と刻まれている。

５．狛犬

　一対の狛犬がある。
両方の狛犬の裏面に「奉納　佐倉市石川　宍倉静　平成十六年九月吉日」と刻まれている。

６．社殿

　地元の方から社殿格子窓の奥に見える石碑が道祖神であるとお聞きしたが、格子窓が汚れていて道祖神がどのような形状になっているのかよくわからない。