山万ユーカリが丘線女子大駅より、小竹小学校と和洋女子大学の間の道をを200m程真っ直ぐ進み、T字路に差し掛かったら右に折れ、200m程進むと左手前方に、左側より農道が合流する三叉路が見えてくる。
この三叉路の辺５m位の三角形地形の少し小高くなった（0.5m位）丘状地の上に二本の中木に囲まれて、庚申塔が４基祀られている。道路側からみて横一列に並んでおり、向かって右から紹介する。

２．手水石

　庚申塚の手前に手水石がある。正面に「奉納」、左側面に「願主　山崎〇〇」の文字が彫られている。高さ15㎝。

３．庚申塔－１

　高さ８２cmの角形塔で、正面に「青面金剛王」、左側面に「文化十酉（１８１３年）」、右側面に「十一月吉日」と刻まれている。

４．庚申塔ー２

　高さ１３５cmの笠付角形の仏像碑で、正面上部に、日・月、中央に青面金剛像、足下には踏みつけられた邪鬼、下部に三猿がほられている。その左側面に「奉新造立青面金剛」　右側面に「延享二年（１７４５年） 十月」と刻まれている。

５．庚申塔－３

　高さ９3cmの角形碑で正面上部に日と月が彫られ、正面に「庚申塔　西作中」と刻まれている。左側面には「万延元年（1860年）」と刻まれている。

６．庚申塔ー４

　高さ７４cm の角形碑で正面中央に「庚申」、左側面に「文政九戌（１８２６年）十二月吉日」、右側面に「蕨〇七」と刻まれている。