山崎仙元神社

(住所:山崎376-1付近 )

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1.山崎仙元神社
 

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 山崎仙元神社は、以前山崎八幡神社の境内にあった祠を、平成3年頃現在地に移したとのことである。仙元は浅間と同義語であり、浅間は富士のことである。仙元社は、富士山を鎮める神の木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を祭神とする神社である。
 場所は、京成佐倉駅北口より、岩名運動公園に向かってバス通りをしばらく歩き、左手に口福飯店があったらその手前を左に入りその先の細い登り道を行くと視界が開けた先に大きな榎があり、その近くにある。  鳥居の両脇に、富士講碑がある。右の碑は慶應4年(1868年)、 左の碑は昭和2年(1932年)建立。。

2.慶應4年(1868年)
  の富士講碑

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 正面中央に「仙元神社」、その右に「慶應四戊辰年」、左に「六月 朔日」、正面下部に「竹内久左衛門 他31名の名」が彫られている。  高さ約110cm。

3.昭和2年(1932年)
  の富士講碑   

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 正面中央に「登山 記念」、正面下部に「大久保繁雄他22名の名 世話人 秋山武史他8名の名」が、その左に「昭和二年七月吉日  不二講同行三十一名建立」と刻まれている。高さ約90cm。  

4.祠内の浅間神社

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 石の表面の摩耗が激しく、何が刻まれているか判読不能である。平成4年の佐倉市石造物調査票の所見欄には、「土地造成のため近くの山林中より移転」と記されている。

佐倉石碑クラブ

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