1.萩山新田
(高座木隣接地)
の石仏群
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高座木の集落から、坂道を辿って医王院、高座木の墓地を過ぎ、諏訪神社の方に道沿いに歩いていくと、道端に木製の覆いの下に
庚申塔や子安塔が立ち並んでいる。子安塔の一番新しいものの建立年が平成17年、地元の方の話では、安産や子供の健やかな成長を願う講は今でも個人宅で行われているとのことである。
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2.庚申塔
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正面に一面六臂の青面金剛像が刻まれ、右側面に「奉造立青面金剛 求願圓満所 願主 紋九良他3名の名」、左側面には「享保六辛丑年(1721年)三月吉日 願主 5名の名(判読不能)」が刻まれている。高さ130cm。
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3.子安塔(1)
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庚申塔の右隣りに立っている。子供を抱いた子安観音である。正面右上に十らしき字、また正面左に吉日らしい字が見られるが、銘文の剥落が激しいので、何時誰が建てたか不明である。高さ56cm。
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4.子安塔(2)
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庚申塔の右2番目に立っている。正面に子安観音像、正面右上にかすかに「安政二卯(1855年)十一月日」、正面左に「女人中」と刻まれている。高さ56cm。
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5.子安塔(3)
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庚申塔の右3番目に立っている。左側面に「女人中」とあるだけで他に銘文がないため建立年は不明。高さ53cm。
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6.子安塔(4)
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庚申塔の右4番目に立っている。銘文はかなり風化が激しく読みにくいが、平成4年の佐倉市石造物調査票によれば、右側面に「文政十二己丑(1829年)十一月吉日」、台石の正面に「女人講中」と刻まれている。高さ64cm。
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7.十九夜塔
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庚申塔の右5番目に立っている。正面に如意輪観音像、正面右上に「寶暦九己卯年(1759年)十月十九日」、正面左上に「高座木十九夜講中」と刻まれている。高さ80cm。
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8.子安塔(5)
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庚申塔の右6番目に立っている。右側面に「大正二年(1913年)四月」の文字が刻まれている。高さ62cm。
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9.子安塔(6)
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庚申塔の右7番目に立っている。右側面に「昭和三四年(1959年)三月」、左側面に「高座木女人中」と刻まれている。高さ53cm。
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10.子安塔(7)
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子安塔の1番右に立っている。右側面に「平成十七年(2005年)
十一月」、左側面に「高座木女人中」と刻まれている。高さ50cm。
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