1.万福寺裏
|
|
|
ここにある多くの石碑・石仏は、平成17年に万福寺が100mほど前方に移動して新築するまで万福寺の境内にあった。現在、万福寺は管理していない。
万福寺裏への道順は次のとおりである。京成臼井駅から南東に1.4㎞進むと大型店舗があるので、その手前の交差点を右に行く。
650m進むと交差点臼井南中学校があるので左に行く。500m進み交差点を右に行く。道なりに700m進むと小学校があるので、その手前を左に行く。
500m進むと左に万福寺があり、その後方 100m先の小高いところにある
|
2.配置図
|
|
|
万福寺裏にある石碑・石仏の配置である。
|
3.大師堂
配置1
|
|
|
大師堂の大師像は六崎十善講第三十七番、四十四番、六十二番、八十三番、八十九番の札所となっている。六崎十善講は四国八十八箇所の遍路を模している。
そのため、六崎十善講八十九番の札所は当初からあったものとは思えない。しかも八十九番の大師像はモルタル造りとなっている。
|
4.秩父三十四番
供養塔
配置2
|
|
|
正面中央に「秩父三十四番供養塔」、正面右に「昭和三十六年四月十四日参拝」、正面左に「昭和三十六年十二月吉日建之」、正面下部に「高石さつ(他10名)」の文字が彫られている。高さ120㎝。
|
5.秩父三十四番
供養塔
配置3
|
|
|
正面中央に「秩父三十四番供養塔」、正面右に「昭和四十三年四月十六日参拝」、正面左に「昭和四十四年二月十五日建之」、正面下部に「土田さく(他17名)」の文字が彫られている。高さ140cm。
|
6.秩父三十四番
供養塔
配置4
|
|
|
正面中央に「秩父三十四番供養塔」、正面右に「昭和三十六年四月十八日参拝」、正面左に「昭和三十六年十二月二十五日建之」、正面下部に「斉藤よし(他3名)」の文字が彫られている。高さ90㎝。
|
7.秩父三十四番
供養塔
配置5
|
|
|
正面中央に「秩父三十四番供養塔」、正面右に「昭和三十三年四月二十日参拝」、正面左に「昭和三十三年十二月吉日建之」、正面下部に「先達栗原静江 栗原よし(他9名)」の文字が彫られている。高さ95㎝。
|
8.秩父三十四番
供養塔
配置6
|
|
|
正面中央に「秩父三十四番供養塔」、正面右に「平成二年三月十六日参拝」、正面左に「平成二年九月吉日建之」、正面下部に「高橋喜美子(他13名)」の文字が彫られている。高さ90㎝。
|
9.秩父三十四番
供養塔
配置7
|
|
|
正面中央に「秩父三十四番供養塔」、正面右に「昭和四十二年四月一日参拝」、正面左に「昭和四十三年一月十五日建之」、正面下部に「石井よし(他3名)」の文字が彫られている。高さ80㎝。
|
10.秩父三十四番
供養塔
配置8
|
|
|
正面上部に日輪、月輪、瑞雲が彫られている。正面中央に「奉納秩父三十四番」、左側面に「安政二乙卯年(1855年)十一月吉日」、右側面に「大願成就」の文字が彫られている。高さ90㎝。
|
11.秩父三十四番
供養塔
配置9
|
|
|
正面上部に「秩父」、正面中央に「三十四番観世音菩薩」、左側面に「明治七年(1874年)十一月吉日」の文字が彫られている。高さ70cm。
|
12.観音講碑
配置10
|
|
|
正面中央に「南無大慈大悲観世音菩薩」、右側面に「昭和四年十二月廿五日建之 飯郷区 観世音講中一同」の文字が彫られている。高さ70㎝。
|
13.念仏塔
配置11
|
|
|
念仏塔は祠内に祀られている。念仏塔の正面中央に聖観音像が彫られている。左側面に「慶應三丁卯(1867年)十一月」の文字が彫られている。高さ50㎝。
|
14.十九夜塔
配置12
|
|
|
正面中央に如意輪観音像が彫られている。正面左に「寛政十戌午歳(1798年)十月吉日」の文字が刻まれている。高さ60㎝。
|
15.秩父三十四番
供養塔
配置13
|
|
|
正面中央に「秩父三十四番」、左側面に「明治十二年卯(1879年)九月吉日」の文字が彫られている。高さ60㎝。
|
16.地蔵尊
配置14
|
|
|
裏面に「斯能化地蔵願○菩薩者飯江 野田二村○講○同志 諸善男○成就是實祈 福報者也」、台石正面に「宝永二己酉年(1705年)十月吉祥日 念佛同行者三十人三」、台石裏面に「佛師 田町○○」の文字が彫られている。頭部はモルタルで造られている、高さ100㎝。
裏面の文字「能化(のうけ)」とは師として人を導く者のことである。
|