船瓶弁才天

 (住所:佐倉市王子台5-38ー7付近)

地図拡大

 

1.船瓶弁才天

   photo1
 

 京成臼井駅の北口から、王子台5丁目の宮田公園の北側の京成本線に沿った坂道を下って約6分歩くと右手に 踏切が見える。そこを左に折れるとすぐ道路左側の石段の上に祠がある。ここが船瓶弁才天である。もと線路際の田園の中に 「船瓶山(ふなびょうやま)」という小山があり、造成で山がなくなり船瓶山にあった小祠を現在地に移したものである。 前述の踏切を北側に渡ると「稲荷台4丁目」になり、段丘の下を流れる小川の一帯は「稲荷台ビオトープ」として 地元のボランティアによって美しい自然が保存され、カワセミの姿や彼岸花の群落や珍しい蝶などが見られ、 心洗われる散歩道となっている。

2.弁才天

   photo2
 

 木造の祠の中に高さ31cmの石祠が収められている。劣化が進み文字の判読は困難であるが佐倉市の平成4年の 石造文化財調査票によれば、正面に「弁財天」、左側面に「宝暦十一年(1761年)九月日」、右側面に 「臼井臺町 願主 根本太良」と文字が刻まれている。

佐倉石碑クラブ

inserted by FC2 system