加賀清水湧水口付近の巳待塔

(住所:佐倉市井野1443-21付近)

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1.加賀清水湧水口
  付近の巳待塔  

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 江戸時代に成田参詣で賑わったこの佐倉道の名物のひとつに、加賀清水があった。 もとは井野清水とよばれていたようだが、第八代佐倉藩主大久保加賀守忠朝(1678~1686)が、 江戸参府の折に必ず立ち寄ってこの清水を賞味したことから、加賀清水、または井野清水と 呼ばれるようになったと伝えられる。 その後、成田街道脇の林屋という茶屋がこの清水を客に振る舞い繁盛した。 ここは林屋の敷地のはずれにあたり、この加賀清水湧き出し口のすぐ近くにあるのがこの2基の巳待塔である。
 京成志津駅北口から296号線に沿って西(勝田台方向)に徒歩約6分のところにある「成田街道道標と常夜灯」の 先の角を北に約1分入ったところ。

2.巳待塔

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 右の石碑は正面に「加賀清水」、右側面に「昭和五十六年五月吉日 塚本武松建立」とある。大きさは高さ68cm。
 左の石碑は古くから設置されていたものか文字が彫られていることも分からない。大きさは高さ46cm。


3.近隣地図

  

佐倉石碑クラブ

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