井野愛宕神社

（住所：佐倉市井野７４９付近　）

　千手院の前の道を「女子大前」の方に進むと、十字路に出る。そこを右に入り人家を抜けると畑が両側に広がり、 畑の間の道を進み突き当り左の林の中に、この愛宕神社がある。神社は、林の中に意外と広い空間を有し、 鳥居、御神燈、本殿という配置である。別名は雷神社。祭神は、過突智命（カグツチノミコト）で、火防、鎮火の神様である。 地元の方々には「愛宕さま」と親しまれている神社である。

２．本殿と御神燈

　鳥居をくぐると、奥に本殿、本殿の前に左右に計４基の御神燈が並んでいる。

３．御神燈

　本殿に近い所にあるこれらの御神燈は、天保11年（1840年）造立のものである。左のは火袋（火を灯すところ）が欠損している。 先ず、左の御神燈であるが、正面に「御神燈」、その左側面に「天保十一子年二月廿四日」その台石に「若者中」と文字が刻まれている。 高さ約90cm。、次に右の御神燈は、正面に「御神燈」、その下の台石正面に「當村中」、右側面に「天保十一子年二月廿四日」と文字が刻まれている。 高さ約１１０ｃｍ。
　因みに、鳥居に近い御神燈は平成２３年９月建立である。　

４．近隣地図