鷲神社北の道路脇

(住所:佐倉市先崎無番地)

地図拡大

1.道路脇の石碑群

   photo1
 

  先崎不動尊から坂を上り鷲神社から畑の間の道を通っていくと十字路に出る。この十字路手前の左角にこれらの石碑が建っている。平成4年の佐倉市石造文化財調査票によれば、この場所には広さ3坪程度、高さ約1丈の塚(古墳か)がありその上に石碑があったとのことである。

2.道祖神兼道標

   photo1
 

  上記1の石碑群のうち一番左のものである。地元の方に大事に祀られている。正面に「道祖神」、その右側面に「左 米もと 船橋 道」、左側面に「右 ほしな し〇〇 道」と文字が刻まれている。建立年代不明。高さ48cm。 

3.馬頭観音

   photo1
 

  上記1の石碑群の真ん中のものである。台石に文字らしき模様があるが読み取れなかった。台石の上の石も上半分がなくこの正面の向かって右側に「〇治廿三年(明治23年ならば西暦1890年)」、正面真ん中に「馬頭観」の文字が読み取れる。高さ約40cm。 

4.二十三夜塔兼道標

   photo1
 

  上記1の石碑群の一番右のものである。正面には、日輪、月輪の下に「二十三夜塔月光」、その右側に「文政二卯年(1819年)」、左側に「二月吉日」と文字が刻まれている。右側面には「左 あをすげ さくら道」、左側面には「西 ほしな 右 しんぼう 道」、裏面には「南 よなもと 江戸 道」と文字が刻まれている。この道標は、新川の平戸橋から神野、保品、先崎、青菅を経て佐倉に至る、いわゆるもうひとつの「さくら道」のものである。高さ50cm。

佐倉石碑クラブ

inserted by FC2 system