1.教安寺
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正式名称は二尊山東専院教安寺。宗派は浄土宗。東京小石川傳通院を本寺とする。本尊は阿弥陀如来であり脇侍に観音菩薩、勢至菩薩が祀られている。教安寺は寛永2年(1625年)、土井利勝が佐倉城主の時に建立された。将軍家からの預かり人である花井左門(後に松平左門と称す)が妻室の東専院殿松譽春貞大姉の菩提のために、厭譽道波上人を開山に迎えて、この地に建立したものである。
教安寺への道順は次のとおりである。京成佐倉駅南のパチンコ店横を南に590m進むとT字路に当たる。そこを左折し、道なりに300m行くと右に教安寺がある。
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2.配置図
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教安寺の石碑、石仏の配置は次のとおりである。
1.石柱
2.地蔵尊
3.庚申塔
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3.石柱
配置1
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この石柱は参道入口にある。正面中央に「浄土宗二尊山東専院教安寺」、正面左下に「傳通院七十五世教譽書」、裏面上に「昭和六十一年秋季彼岸」、裏面下に「三上人遠忌記念 奉納高橋ナオ 當山二十二世謙譽代」の文字が彫られている。正面左下の傳通院は教安寺の本寺である小石川傳通院のことである。
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4.地蔵尊
配置2
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この地蔵尊には建立日など文字が彫られていない。高さ140㎝。
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5.庚申塔
配置3
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この庚申塔の正面上部に日輪、月輪、瑞雲が彫られている。正面中央に青面金剛像、その下に二猿が彫られている。 左側面に「天保六丙午年(1786年)三月吉日」の文字が彫られている。高さ85㎝。
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