大聖院

 (住所:佐倉市鏑木661-2)

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1.大聖院

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 佐倉市役所前を通っている国道296号線を市役所前からJR佐倉駅方向に行き 佐倉市民体育館入口の信号を過ぎると100mで右折の分岐があり、 右折してすぐに左折して細い道を200m行って右折し佐倉市武家屋敷方向に300mで左側に大聖院が有る。
 大聖院の正式名称は大和田山大聖院である。鎌倉時代に開山された真言宗豊山派の寺院で、本尊は大日如来である。 宮小路武家屋敷の奥に位置していて車道は行き止まりとなる。佐倉七福神の「大黒天」、「布袋尊」をお祀りしている。

2.配置図

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3.石柱
   配置 1

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 参道入口左右に建っている。向かって右側の柱には正面に「大和田山 大聖院」 裏面に「宗祖弘法大師 千百五十年 後遠忌記念」左側の柱には正面に 「真言宗 豊山派」裏面に「昭和五十九年(1984年)甲子閏歳九月建立 四十七世 一成代」と彫ってある。 高さ  300cm

 

4.宝篋印塔
   配置 2

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 山門を入って右手に建っている。
正面に「若有末世 四輩弟子 善男善女 為無上道 盡力造塔 安置神兜  取得功徳 説不可盡」
右側面に「延享三丙寅(1746年)天 不生位 阿闍梨詮慧快 八月二十三日 延享三丙寅(1746年)星 不生位  阿闍梨良範 八月二十八日 延享三丙寅年 覚位 権律師亮快 二月朔日 開眼供養導師當山  二十九世法印快誉 延享四丁卯星 三月吉祥日」
左側面に「若有有情能於此塔 一香一華禮拝供養 八十億刧生死重罪 一時消滅生兎宊殃 死生佛家矣」
裏面には「若有應随阿鼻地獄 若於此塔哉一禮拝 哉一右遠塞地獄門 開菩提路」と彫ってある。
高さ 255cm

 

5.布袋尊
   配置 3

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 山門を入って左手に建っている。立て札には「布袋尊 中国出身の禅僧で、唯一実在した人物。その容姿から暮らしを与えてくれるといわれています。」と紹介されている。 高さ 125cm

 

6.六地蔵
   配置 4

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 山門を入って左手奥のお墓の入口に建っている。
彫られている文字は風化、表面劣化に加えてコケの付着により読み取ることができない。 向かって右から1,2番目は文字が彫られているのが確認出来る程度である。
佐倉市石造文化財調査カード番号16-1095によると、正面右側に「地蔵六体法印代其雅十二世」 左側に「為追善菩薩延宝五丁巳年(1677年)六月吉日」正面下部に「○○施主」と記載されているが、どの地蔵かは確認できない。 高さ 125cm

 

佐倉石碑クラブ

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