佐倉市立志津小学校の正門を入るとすぐ右手に、自然石の立派な記念碑が2基建っている。「志津村記念碑」と「志津村役場改築記念碑」である。
前者には明治22年(1889年)市町村制発足により志津村が誕生した由来が記され、後者にはその後役場を改築するに至った経緯が記されている。
両碑はもともと上座萱橋にあった旧役場の庭に建てられていた。昭和29年に志津村は佐倉市に合併され旧役場は引き続き支所として使用された。
両碑は、旧役場と同じ敷地にあった志津小学校の昭和41年9月の改築移転に伴い同小学校の裏門(元は正門)の内側に運ばれ、その後放置されていた。
昭和60年頃、当時の志津風土記を作る会が発見して請願、佐倉市によって現在の場所に保存された。
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