1.下根山王神社
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祭神は、大山咋命(おおやまくいのみこと)。社伝によれば、創立は元禄七年(1694年)九月十五日という。宝暦三年(1753年)以前に
佐倉藩士であった渡辺善右衛門によって書かれた「古今佐倉真佐子」には「山王の社有、五尺四方斗のほこら全躰板、御神体しんちうのへい也。串くろ塗」と記されている。旧下根村の鎮守様(産土神)。
上の左側の写真は、神社入口から社殿方向を写したもの、右側の写真は、石段を登ったところにある社殿。
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2.古峯神社
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社殿の右裏の斜面に立っている。
平成4年の佐倉市石造物調査資料によれば、この石祠内に納められていた御札により、
古峯神社と推定したとの由。文字は風雨に曝されほとんど消えかかっている。
上記の資料によれば、右側面に「明治三十六年(1903年)十一月吉日」、
左側面に「世話人 桜井○○ 他2名の名」が刻まれていたという。石祠の扉が外れている。
高さ80cm。
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3.伊勢講碑
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この石碑も社殿右裏の斜面に立っている。
正面に「伊勢神宮 參拝記念碑 昭和七年(1932年)三月十日」、正面下部に「桜井善治 他3名の名」が刻まれている。
高さ146cm。
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4.手洗石
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中央に「奉納御寶前」、右に「安永三甲午(1774年)十二月吉日」、左に「〇根村 若者講中」と刻まれている。
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5.境内にある
他の石祠
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いずれも、形から想像すると疱瘡神と思われる。左の石祠は、2の古峯神社の石碑の傍にあり銘文は見当たらない。
右の石祠は社殿左の方にあり、左側面に「鈴木紋左エ門」、右側面の下部に「吉日」の文字が読み取れる。
いずれも高さ50cm位。地元の方によれば、鈴木紋左エ門は、慶應年間に下根村の長だった人という。
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