隆祥寺

(住所:佐倉市山崎461-3 )

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1.隆祥寺  

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 隆祥寺は曹洞宗のお寺で「天桂山隆祥寺」と号す。大佐倉にある勝胤寺の末寺で釈迦牟尼如来を本尊とする。 大正2年発行の千葉県印旛郡誌によると「宗祖道元禅師第19世法孫開山大厳全梁和尚天文十九庚戌年(1550年)5月創建、開基千葉勝胤なり」としている。 しかし、昭和32年発行の佐倉市誌資料集第一輯「佐倉市の文化 十三寺院誌」によると、当時の矢口住職が 「勝胤寺第六世大厳禅梁和尚の隆祥寺開山となられしは1570より芳桂院殿卒去の年1580の間なるべしと推定せらる」としている。  隆祥寺は京成佐倉駅北口から徒歩約8分の所にある。

2.十九夜塔

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 本堂に向かって左手に二基の十九夜塔がある。右側の十九夜塔には「奉造立十九夜観音」「寛延三庚午(1750年)七月」、左側の十九夜塔には「寛政十一巳未(1799年)十一月吉日」「山崎村女講中」と文字が刻まれている。高さはどちらも約65cm。  

3.供養塔   

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 本堂に向かって左手に供養塔がある。この供養塔に「普門品(ふもんぼん)千部供養塔」「明治27年(1894年)3月功徳日」「山崎区大久保平三郎他5名 発起人中村惣重郎他3名」との文字が刻まれている。 普門品とは妙法蓮華経第25章の観世音菩薩普門品のことで、別称を観音経という。高さ約1m10cm。  

4.記念塔

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 本堂に向かって右手に記念塔がある。この記念塔に「記念 弘法大師千一百年祭塔」「昭和9年(1934年)5月功徳日」「小林鉄五郎建之」と刻まれている。高さ約90cm。  

5.六地蔵

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 本堂に向かって右手に六地蔵がある。 この六地蔵には文字が彫られていないため建立年月等不明である。    

佐倉石碑クラブ

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