岩名の庚申塔

(住所:佐倉市岩名88付近)

地図拡大

1.岩名の庚申塚

   photo
 

 京成佐倉駅北口から伸びるバス通りを、岩名運動公園方面に向かっていくと、岩名・飯田入口のバス停がある。このバス停の近くの角を岩名の集落に向かって歩き、2つ目の角を玉泉寺の方に向かいかけた所(緩いカーブになっている)の空き地に、静かに立っている。
 左の庚申塔は享保17年(1732年)建立。右の年代不詳の地蔵尊の首から上は昭和49年の調査(昭和50年佐倉市教育委員会発行の「ふるさとの石仏」)ではなかった。

2.享保17年の庚申塔

   photo
 

 一面六臂の青面金剛の像が正面中央に刻まれている。正面の右には「奉造立庚申為二世安楽也」、左には「享保十七壬子 十月吉日」と、左側面には「講中岩名村」と刻まれている。現世でも来世でも平穏無事に過ごせるようにと願ったものである。高さ約115cm。

佐倉石碑クラブ

inserted by FC2 system