飯野麻賀多神社

(住所:佐倉市飯野768)

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1.飯野麻賀多神社

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 県道65号線、佐倉自動車学校前を北進、草笛の丘方面と道路標識のあるところで、草笛の丘への道に入ってすぐ左へ曲がり直進、しばらく行くと飯野観音への標識がありここを右折すると右の方に見える森の中にこの麻賀多神社はある。舗装している畑の中の道を通ると比較的分かり易い。
 祭神は、稚産霊命(わかむすびのみこと)。社伝によれば、創建は江戸時代中期と云われている。保存樹の案内板にもそのように記載されている。旧飯野村の鎮守様(産土神)である。社殿は平成17年に立て直されている。

2.手洗石

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 正面に「奉納」、右側面に「文化六巳己年(1809年)九月十九日」、左側面には「當区氏子中」と文字が刻まれている。

3.道祖神

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 上記1の道順で歩いて、麻賀多神社のある森に入るとすぐに道の右側にこの道祖神がある。ここは旧飯野村の東境に近いことから村へ災難や悪疫が入らないように建てられたのであろう。  正面に「道祖神」、右側面に「天保十二辛丑年(1841年)」と刻まれている。高さ約50cm。

4.庚申塔

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  平成28年春、地元の方からスマホの写真を見せられこれは何の石像か問い合わせのあったもの。場所は、上記3の道祖神の前の神社内の通路を鳥居を過ぎてそのまま50m程入った通路の行き止まり近くの左の小高くなった木の根元。夏は草が生い茂りここまで歩くのは難しくなる。地元の方によれば、以前は広い道路に通じていた場所だそうだ。
 正面に六臂の青面金剛像、その足下に邪鬼、その下に三猿が彫られている。左側面に「奉造立庚申飯野村中」、右側面に「元文四己未(1739年)十月吉日」と文字が刻まれている。高さ82cm。

佐倉石碑クラブ

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